アコギ欲しい病がアコギ買う病に悪化

larrivee l-03re

おはようございます。パンチョ(夏帆のオナペット)です。

先日ご報告したアコギ欲しい病がアコギ買う病に悪化してます。何でこんなになったのか考えてみました。

Jimmy Popsの曲はもともと基本的にアコギで作ってました。それはアコギで作曲したほうがいい曲作れると信じているからです。これは文字どおりの信仰です。ジャカジャカやって歌ってると、ふっと曲が降りてくる。別にエレキでもいいんだけど、何かが違って作風も変わる気がします。いや、本当はどっちでも変わらないのかも。だからこその信仰なわけで、幸せだと信じる者が幸せなのです。

そのアコギが今は手元にありません。ギタレレはありますがかわいすぎるし、レコーディングでは使用範囲が限られてしまうのでやっぱりフルサイズが欲しいとずっと思ってました。でも作曲はエレキでも出来るし、録音の時はメンバーのギブソンなんかが使えるのでまあ足りるには足りていたわけです。自分でギブソンやマーチン買うとは思えなかったし、買うとしてもずっと先かなあと。

ところが昨年末に急展開。昨年末から音楽愛が異様に高まっていて、楽器屋をぶらついていたところseagullの中古ギターに出会いました。カナディアン・ギターですね。ロゼッタとかバインディングとか見た目がかわいくて、サイズもパーラーとフルサイズの中間ぐらいで良さそう。そのギターがアコギ欲しい病の始まりでした。

調べてみるとカナディアン・ギターって材は豊富だし、カナダドルも安いし良さそうでますます欲しくなりました。とりあえずはseagull弾いてみることにしました。楽器屋へおもむき試奏してみると音が軽い。僕は抱えて弾く以外に膝に置いてサウンドホールからの音を聞くようにしてるのですが、サイズのせいかローが薄めでやっぱり軽い。好みでない。弾きながら悩みます。見た目はものすごいかわいい女の子だけど、性格が合わないってことだよな、とか。比較のためと興味もあったのでguildのソングバードも弾いてみました。ところがこれがまたイマイチだった。何というか、優等生的でキャラの薄い音でこれは愛せないよなあと2ストローク目ぐらいで思ってました。またseagullに持ち替えるとやっぱりキャラはあって好きだけど、愛せないよなあと実感。見た目が好きなだけに後ろ髪を引かれるところはありましたがテンションも下がってその日は帰宅。

このseagullは池袋のイシバシ楽器にあるartistシリーズのモデルで7万くらいなので、見た目も音も値段もかわいいギター欲しい人にはいいんじゃないでしょうか。

しばらくseagullのことばっかり考えていたので心に穴が空いた状態になりました。そうすると埋めようとするのが人間だもの。このタイミングでアコギ買おうと誓います。こういうのって勢いが大事だと思うの。今ちょうど盛り上がってるからいいと思うの。勢いあると思うの。

そうなると漫然と探してもダメなのでモデルの絞り込みをすることに。それで好きなミュージシャンのことを考えてたら、dumbo sessionsでa.c.newmanがアコギ持ってたよなーと思い出し、YouTubeで確認するとlarriveeではないですか。dumbo sessions以外でもアコギ弾く時はlarrivee弾いてる。僕は単純なのでそうしようと決意しました。が、ドレッドノートの意味も知らないのでモデルの特定をしないとメーカー名以外はわかりません。必死にメーカーのサイトとYouTubeを何度も見比べ、どうやらOM-03であることとエレアコモデルなことはわかりました。

その過程でジャンボとそれ以外ぐらいしか知識がなかったアコギボディについても知ることができました。いやあすげえな、a.c.newman。一生知らないところだった。

長くなったので端折ると、結局はlarrivee L-03REの中古にしました。2002年です。まだEの名のとおりピックアップ付きなんですが、まだアンプからは音出してないです。でも生音が気持ち良すぎる。つい歌いまくってしまう。ローズウッドもいい匂いがする。

問題はもう2本ぐらい欲しくなったというぐらいです。