「必死系」No.1芸人、小堺一機。落とした話を拾うな。同じく必死系おさる、ウケない話をひっぱるな。

パンチョです。更新を忘れるところでした。ふう〜、バカのふりも疲れるぜ、ってガッツ石松が言ってたらしい。ガッツ兄貴のボケはすべて計算の上、というのはすでにガッツラー内では定説らしい。

と未確認情報をでっち上げてみました。たぶんアサヒ芸能と実話時代の中間くらいの信ぴょう性はあると思います。

今日は真面目に音楽の話をします。よく受ける質問に「どうやって曲ってつくるの?」というのがあります。僕の場合をお話しようかと思います。

大きくわけて二通りです。一つは鼻歌でつくる。もう一つは楽器を持ちながら作る。です。

鼻歌はもっともポータブルな楽器であり、レコーダーであり、よく活用しています。適当に「こんなリズムの曲」とか「○○みたいなタイプの曲」というふうにテーマを決めてサビか出だしのメロディーから作ります。適当な歌詞をあてはめて忘れないようにします。それを後でギターでコードをつけていくんですが、イメージ通りのコード感にならないことが多く、苦労します。ジミーポップスでいうと「Front Line」のAメロなんかはそうだと思います。

あと鼻歌はアレンジを考えるのによく利用します。歯でドラムをならして、いろいろメロディーを頭の中や鼻歌で鳴らします。「Billy Hunt」なんかはかなり頭の中で完成させてから録音に臨みました。

もう一方のギターなどを抱えて作る方法はいちばんよくやります。適当にコードを鳴らしてそれにメロディーをつけるんですが、リズムのイメージが一番大切です。それがはっきりしてればけっこう簡単にメロディーは浮かびます。

そんな感じであつまったメロディーの断片を一曲としてまとめます。ギターソロを入れたり、サビは何回くり返すとか。けっこうここが一番苦労する段階です。行き詰まったときは全くほかの曲を使ったりします。その試行錯誤がいちばんわかりやすいのが「Medley:Like BBC〜I've been watching you」です。頭のリフ、Bメロ、後半部分と全部もともとは違う曲でした。意外にうまくまとまりました。けっこう気に入っている曲です。

ということで今日はみんな尊敬したと思います。こんどから必ず敬称で呼ぶように。
2004年03月05日 02時44分06秒