今宵パンチョと音楽を〜洋楽DT筆おろしの巻〜

リハビリ中で時間だけはたくさんあるパンチョです。

あらすじ
TM Network 大好き少年(FANKS)だったパンチョに「TKみたいになりたい!」という夢が芽生え、TK指導のもと洋楽の終わりなき旅にでるパンチョ少年であった。

TK先生のマイランキングをみていると良く出てくる文字が。「ELO」。「これだっ!TKの秘密はこれだっ!」と当時すでに人気にかげりのあったELOに目をつけます。幸い近くのホームセンターにはCDコーナーがあったので、さっそくお出かけしました。真剣に見るのはほとんど初めての洋楽コーナー。ジェネシス(今よりずっと人気があった。フィル・コリンズのソロも大ヒットだった。)、ビートルズローリングストーンズ、ハワード・ジョーンズなど名前だけは知っているアーティストが目に入ります。「あいうえお順」の棚で「え」を探していくと一枚だけありました!「バランス・オブ・パワー」というアルバムが。それしかなかったのでとりあえず買うことにしました。それとついでにジャケットがかっこよかったのでZZ TOPの「アフターバーナー」も買うことにしました。

さて、家に帰ってきたパンチョ君はELOから聞くことにしました。当時のCDは今みたいなピクチャーCDでなくクールにタイトルだけ印刷されていました。またレコードより偉いと思っていたのでとっても大切に扱っていました。指紋をつけるなんてもってのほか!ELOは時代柄エレポップ調で聞きやすかったのですぐ気に入りました。次にZZ TOPです。実はこっちのほうがロックな感じがしたのでパンチョ君はかっこいいなあと思いました。

次にTKランキングから目をつけたのはT.REXです。一ヶ月後、お小遣いが入るとすぐに買いにいきました。T.REXは数枚あったのですが強烈なルックスにちょっとヒキました。でもTKを信じて買うことにしました。買ったのはジャケよかった「電気の武者」です。さらにいっしょに来日記念版のマキシが安かったジェネシスの「Land of Confusion」も買いました。TKランキング(バイブル)にはT.REXは何枚も入っていたので期待度はローゼズのセカンドが出た時以上でした。

家に帰ってきて早速聞くのはT.Rexです。「ずんずんちゃっ、ずんずんずちゃっ♪」とマンボ・サンが始まったわけですが感想は「し・・しょぼい・・・」でした。名曲といわれているらしい「ゲット・イット・オン」ですら「ちゃっ、ちゃ、ちゃちゃっちゃっ、でろろ〜」でした。楽器は全くの素人でしたが「こいつギター下手だ↓」と思ってしばらくクラブパンチョでプレイされることはなかったのです。」

そんな風に北の大地(キタキツネなし)で洋楽との出合いをはたしたわけです。

つづく
2004年01月26日 13時09分15秒