俺は毎日毎日楽しいんじゃああああああああああ!!!!!

とやけくそに自分に言い聞かせてみるパンチョです。

僕が育った青森市は港町なのですが、背後には八甲田山の山々が迫るという自然に恵まれた環境でした。山も好きでしたが家が海までチャリで5分という立地だったため、海へはよく行きました。

少年時代は釣りが大好きだったので、暖かい季節にはほとんど毎週末行ってました。おにぎりをにぎってもらって、朝から夕方まで海で遊んでました。

高校は家の近所だったのでやはりたまに放課後とかに海にいったりしました。高校ぐらいになるとやっぱり恋の話をしたりとか、センチになってきます。よく男同士で夕日が沈むのを眺めたものです。

海好きな人はわかると思うけど、海ってずーっと見てても飽きません。波を見て人生を学んだり、海猫とカラスの喧嘩を眺めたり、釣り人に話しかけたり。海は大好きです。海は全ての思いを包んで、飲み込んで、流し去ってくれるから。

キマった。

海には変人も現れます。小学生のときタコを釣りにいったときのことです。やたら重いものが針にかかりました。僕は根がかりしたと思い、思いきりひっぱるとゆっくり流れてくるではありませんか。すると糸の先からいきなりサーチライトがあびせられました。僕が釣ったのは密猟者だったのです。

函館の海は石川啄木も初恋の痛みを遠く思いいづった場所だけだけに、非常に濃い体験をしました。

本当にあった不思議な話 その1
自動車教習所の空き時間に海へいきました。僕が海をながめて一服していると女の人が一人やってきました。彼女は手紙のようなものを取り出し、読んでいると泣き出すではありませんか。彼女は読み終わると手紙をビリビリと破きはじめ、その全てを思い出とともに海へ流しました。

本当にあった不思議な話 その2
自動車教習所の空き時間に海へ行きました。僕が海を眺めて昼食をとっていると女の人がやってきました。彼女は手に菊の花束をかかえていました。彼女の頬には拭かれることのない涙がつたっていました。彼女は花束を海へ投げ入れるとそのまま泣き崩れてしましました。花束は昼食をとっている僕のほうへ流れてきました。食欲がなくなったのは言うまでもありません。

次に不思議が起こるのは、あなたのところかもしれませんよ。