タイトルなし

パンチョです。眠いけど眠れません。

例の地震でいろいろ考えている人は多いだろうと思います。僕は青森市内出身ですが実家、親類ともに大丈夫だそうです。本当に良かった。

「備えあれば憂いなし」と言うけども、こんな悲劇に何を備えればいいのか。凶悪な津波は本当に怖かった。映像で見ている方が怖いのだから、実際に遭った人の恐怖は想像できない。死んだ人がいて、生きてる人がいる。それを分けたのは日頃の備えはちょっとはあるかもしれないけど、単なる偶然だろう。もう一分逃げ出すのが早かったら生きていた人がいるかもしれない。津波放送をさっさと止めて逃げてたら生きてたかもしれない。行きたくないなーと朝思っていた仕事に行かなかったら生きてたかもしれない。

災害の時はいつも思うけど自然の前では、公平に無力だ。呆然と立ち尽くして、されるがままになるしかない。

美しく素朴な三陸の海と町。海を愛する人々は海に消えていった。

とりあえずは生きている。理由無く生きてる。とりあえず、下を向かず、笑いを忘れず、勇気を持って立ち向かうしかないと思ってる。
生きている人が元気じゃないと、困ってる人を助けられないし、本当に無力になってしまう。直接的な支援をしなくても、普通に働いて、彼らが立ち直るまで平静の日本をキープするだけで、十分支援になるのだ。

とりあえずは生きている。おおいに歌い、働き、楽しみ、食べたい。